公認会計士試験

公認会計士は難関資格

公認会計士は国家資格であり、会計資格の中でも一番難しい試験だと言われてきました。
仕事は企業の監査業務を行うのが主になります。

具体的には、資本金5億円以上、または負債総額200億円以上の会社を対象として監査を行います。
公認会計士は登録すると税理士の資格も得られ、税務に関する仕事も行うことができますから、企業内公認会計士として働くことによって企業経営を全面的にサポートすることになるでしょう。
近年いろんな場で聞かれるM&Aを行うにも、公認会計士の力が必要となるため、今後ますます需要が高まっていくことに期待ができます。

公認会計士のメリット

何と言っても公認会計士は高収入なところが大きなメリット。
年収にして1000万円を超えることも決して夢ではありませんし、独立開業をして成果を上げていけば更に大きな収入を目指すことができます。
もちろん、自分で企業を経営したいという場合にも、公認会計士の資格は大きな力となってくれることでしょう。

公認会計士の仕事はここで見ることができます。

こちらは公認会計士専門の人材派遣会社となっており、プロのコンサルタントが丁寧に対応してくれるようです。
就職先にお困りの方にはとても良い検索方法となるでしょう。
また、派遣情報だけでなく、通常の求人検索もできますので、さまざまな企業を知りたい方にも使えるサイトとなるかもしれません。

ちなみに公認会計士向けのお役立ちコンテンツもいくつか用意されていました。
年代別に分かれたQ&Aから、企業への書類応募の方法まで、内容は多岐にわたります。
ちょっとした疑問も解決できるようなので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

公認会計士の試験について

公認会計士の受験者数もそうですが、合格者数は増えている傾向にあります。
昔と比べると合格しやすくなった印象もありますが、実際の合格率としては8%弱と決して高いものとは言えません。
合格者の平均年齢は26歳ほどで、3回から5回ほどの受験を経て合格している方が多いようです。

公認会計士の試験は短答式と論文の試験があり、論文試験においては基準を超えた科目については2年間科目免除が認められます。
公認会計士試験を突破した後は、実務修習を受け、修了の確認を経ると、ついに公認会計士として登録されるのです。
この時、2年以上の実務経験が必要となりますが、これは合格の後でも前でも構わないため、試験勉強中から何かしら実務経験を積むことができていれば、公認会計士として登録後にすぐに仕事が行なえるでしょう。

必要とされる公認会計士

今の時代、企業活動が複雑化していることにより公認会計士はますます必要とされるようになってきています。
お金の計算が好きな方には向いているおすすめの資格であると言えるでしょう。

ただし、必要とされていると言っても、不況の影響から採用が減っているという事情に加え、公認会計士の合格者数が増えていることにより、試験合格後も競争が待っているという現実もあります。
それでも公認会計士は企業にとって必要とされている資格ですから、就職活動にも使えますし、自分で何かしたいと思った時にも幅広く使うことができる有用な資格であることは間違いないでしょう。